ここでは「DV加害者が自分自身でできるセルフ治療」について説明します。加害者ひとりでできることを書きますが、その前に大事なことを前置きさせてください。
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、あるパートナーが他の親密なパートナーに対する支配力を得るため、または維持するために行う、虐待的な行動パターンを含む深刻な問題です。
自力での治療を行う場合であっても専門家に助けを求めるべきで、本来は完全に一人で行うことはお勧めできません。また、DVは重大な犯罪ですから、被害者だけでなく加害者もその他の関係者も専門家に助けを求めることが不可欠です。その点を軽視しているわけではないことをご理解ください。
以上の内容をご理解いただいた上で、加害者が自分の有害な行動を認識し、純粋に変わりたいと願うなら、専門家の治療や介入プログラムとともに、個人でできる方法があります。
ここでは、そのステップのいくつかを簡単に説明します。
1.問題を認識する
3.自己教育
5.セルフケア
6.共感力を養う
10.セルフモニタリング
11.境界線を設定し、尊重する
最初のステップは、問題を認識することです。加害者は自分の行動が虐待的で破壊的であることを認識し、認めなければなりません。これには、肉体的な暴力、感情的な操作、支配は、人間関係において許されない行動であることを理解することが含まれます。
加害者は、専門のセラピスト、できればDVやアンガーマネジメントを専門とするセラピストに助けを求める必要があります。セラピストは、加害者が自分の行動を理解し、変えていく過程を導く手助けをしてくれます。これには、個人セラピー、グループセラピー、あるいは加害者介入プログラムへの参加が含まれるかもしれません。
自己教育は、特に重要です。DVの力学、虐待の連鎖、自分の行動がパートナーに与える影響などを理解するのに役立つ多くの資料が、オンラインや書店で手に入ります。健全な人間関係や感情のコントロールについて論じた本や記事、オンラインコースなども参考になります。
マインドフルネスや瞑想などの実践は、その人がより良い感情調節能力を身につけるのに役立ちます。これらのテクニックは、衝動性を減らし、暴力や攻撃性に頼ることなくストレスや紛争に対処する能力を向上させるのに役立ちます。
心身の健康を管理することは、特に重要です。定期的な運動、健康的な食事、十分な睡眠、攻撃的な行動を増長させる可能性のある薬物やアルコールの摂取を控えることが大切です。
被害者に共感し、自分が引き起こした苦痛やトラウマを理解することは、変化を促す重要な動機となり得ます。感情的な理解や思いやりを深めるためのエクササイズを行うのもよいでしょう。
安全かつ適切であれば(そして被害者と関係する専門家が同意していれば)、償いをすることがプロセスの一部となる場合があります。これには、被害者への謝罪、賠償、あるいは自分の行為によって生じた損害を修復するための措置が含まれるかもしれません。
加害者の歩みを理解し、加害者に責任を持たせることができる支援者のネットワークを構築することは有益です。これは、信頼できる友人、家族、または虐待行為を許さず、正直なフィードバックを喜んで提供する指導者が適任です。
非暴力コミュニケーションとは、共感をもって話したり聞いたりする対話の方法です。非難や批判ではなく、感情やニーズ、要望を把握することに重点を置いています。これらのテクニックを学び、実践することは、加害者がコミュニケーションスキルを向上させ、衝突を減らすことに役立ちます。
加害者は、自分自身の行動や感情を監視することが有効です。これは、怒りや攻撃的な感情を感じた出来事について、何がその感情を引き起こしたのか、そしてどのように反応したのかを記録することを含みます。時間の経過とともにパターンを特定し、これらの感情に対処する健康的な方法を開発するのに役立つことがあります。
境界線を設定し、尊重することを学ぶことは、健全な人間関係の重要な部分です。これは、議論や圧力をかけずに相手の「ノー」を受け入れること、必要なときにスペースを与えること、相手の個性や独立性を尊重することを学ぶことを含みます。
虐待的な行動を改めるには、すぐにできることではなく、長期的なコミットメントが必要です。加害者は、途中で挫折や困難に直面する覚悟が必要であり、困難と感じるときでも、変化へのコミットメントを維持しなければなりません。
繰り返しになりますが、これらのステップは専門家の助けを補うものであって、それに代わるものではないことを肝に銘じてください。
DVは深刻な問題であり、加害者は変化のプロセスを通じて指導とサポートを提供できる資格のある専門家に助けを求めることが重要です。
また、被害者の安全と幸福を最優先して行動することが重要です。
SIAPROJECT代表の木村です。
あなたのお悩みを解決します。
ホームページで公開している内容は、階段にたとえるなら一段目のようなものです。
最低限知っておいていただきたい内容だけを公開していて、“普通を超える内容”は公開していません。
二段目→三段目→……とステップアップしていくことで、DVやモラハラがしっかりと解消に向かうのですが、二段目以降は非公開で提供しています。
なぜ、二段目以降を(普通を超える内容を)非公開にしているのか? その理由は、普通ではない内容は一般の方に誤解されやすいですし、素人の方が下手に応用すると危険だからです。
今これを読んでいるあなたが加害者であっても被害者であっても、本気でDVやモラハラの改善に取り組む決意があるなら私がお手伝いします。
「普通ではないことをするから、普通ではない効果が出る」
この考え方に賛同できる方のみ、SIAPROJECTの有料サポート「エンパシーセッションプログラム」をご検討ください。エンパシーセッションプログラムは良い意味で普通のサポートではありませんので、普通に納得できる内容だけを求める方には他所のサポートをおすすめします。
今、DVやモラハラで悩んでいる方に特にお伝えしておきたいことは、知識だけではどうにもならない点もあることです。
DVやモラハラの発生パターンや改善方法がわかっても、実際に改善に向けて取り組んでいると心が折れそうになることもあるでしょう。DVやモラハラの改善では一時的に悪化することもありますし、絶望的な気分になってすべてをあきらめたくなることもあるはずです。
そんなときにプロのサポートを継続的に受けていると心の支えになり、間違った方向に行かずに済み、安定的にDV・モラハラの改善を進めることができます。プロのサポートを受けることには、そういったメリットがあることも覚えておいてください。
「DV・モラハラからの完全な脱却」は何年も継続してはじめて成功するものですし、一度おさまっても再び暴力的になることはよくあります。英会話スクールに申し込んで英語学習を確実に継続できるように自分を追いこむように、DV・モラハラ改善でもプロのサポートに申し込んでDVモラハラ改善を確実に継続できるように自分を追いこむことに価値があります。
継続を確実にするためにも、プロの力を借りることが重要です。ちょっとやそっとの勉強でDVやモラハラの改善に成功できると思っているなら大間違いですので、その点は甘くかんがえないように気をつけてください。
甘くかんがえないように注意していただきたい点は、一流の専門家の非公開知識と技術についてもです。
SIAPROJECTは10年以上活動していますが、代表の木村優一は365日休みなしで働いています。お盆休みもお正月休みもGWもなし。10年以上ずっとです。プライベートで旅行するときでも必ずノートパソコンとポケットWi-Fiを持ち歩き、旅先のホテルで必ず仕事します。暇さえあれば世界中から(特に欧米から)研究成果などを入手し、専門家として一流でありつづけるために日々学び、技術に磨きをかけています。
そうして日々、高みを目指していると、非公開の独自のノウハウも生まれます。「こうすればDVやモラハラが奇跡的に解消し、元通り以上の幸せなカップルになれるぞ!」とわかることもあり、それをSIAPROJECT内部(と言うより木村優一の頭のなか)に蓄積しているのです。
そのような非公開の独自のノウハウは、AI(人工知能)が学習していません。例えば、ChatGPTのようなものに質問しても、非公開のものまでは学習していないので出てこないのです。
もちろん、エンパシーセッションプログラムでは、そうした非公開の独自ノウハウもフル活用してサポートしています。詳しいことは話せませんが、AIが絶対できないサポートを提供しています。
一流の専門家のサポートが受けられるのは、今だけかもしれません。今は私(木村優一)がエンパシーセッションプログラムを行なっていますが、先ほど書いたとおり、私は10年以上ずっと休みなしで働いてきましたので、ある時点から弟子のような人達にまかせるかもしれません。そうなったら、私からのサポートは受けたくても受けられないことになります。
「ずっと休みなしで働いてきたから引退してのんびり過ごします。今後は弟子のサポートを受けてください」
とお知らせがあったら、そこでみなさんと私はお別れです(笑)。もちろん、弟子のような人達もがんばってくれると思いますが、私とは違うサポートになると思います。
今は、SIAPROJECT代表の私(木村優一)がエンパシーセッションプログラムを行なっています。(←この文章が消されていなければ、木村優一がサポートを提供しています)
いつまであるかわからないチャンスですので、エンパシーセッションプログラムへのお申込みを検討されている場合は、お早めのご検討をおすすめします。
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